うつ病かどうか判断が難しく、母をクリニックに連れていかれません。

うつ病は一般に認知されるようになりましたが、「受診する・受診させる」のが手遅れになりやすい病気です。

一刻も早く受診することが回復への近道です。

■うつ病になった原因を特定できるうちに受診。

うつ病は生活習慣病からくるとも言われたり、あることで受けた強いショックがきっかけで発症するとも言われたりします。

現代の医学や科学をもってしても、うつ病の原因ははっきりしません。

私の母がうつ病を患ったことがあり、その経験からすると、「一刻も早く治療を受けるべき」というのは事実です。

診療先は、心療内科か精神科です。

診療を先延ばしすると、うつ病になった原因を特定しにくくなります。

診療で大事なのは、抗うつ剤などを正しく処方してもらうことですが、それと同じくらい大事なのは原因を特定して、その環境や心理的ストレスから解放してあげることです。

■受診が遅くなると家族が手助けできなくなる。

診療が手遅れになると、抗うつ剤(神経伝達物質の分泌を活発化させるセロトニン薬など)を処方されるだけで、家族の積極的なバックアップがしにくくなります。

つまり家の中の環境を変えたり、ストレスのもととなった言葉を使わないようにするといったことができなくなります。

原因がどこにあって、なぜそれがショックとなったのか、家族としてはそれを知り対策を講じることが第一となります。

診察・診断、処方薬の手配は医者の役目であり、家族がしてあげられることはありません。

飲み忘れなどのチェックだけです。

■早めに受診させる事が大事。

うつ病は確かに判断のむずかしい病気ですが、判断をするのは家族ではありません。

医師の役目です。

おかしいと思ったらすぐに受診してください。

うつ病は遅くなると症状が悪化し、長い人では10年・20年と回復できないケースもあります。

早く受診すれば原因も特定できるので、数週間、数ヶ月で回復する可能性があります。

ひどくなると幻覚・幻聴、自殺願望などが顕著になります。